3分で分かる足袋の履き方と長時間心地よく過ごすための基礎知識(動画付き)

足袋の履き方

着物を着る時に、必ずと言っていいほど装着する足袋(たび)。
親指と人差し指以降を分けて履きますが、普段履くことがないだけに、いざ履いてみると違和感を感じやすいものです。
また、足首には平たいボタンのようなものが付いていますがどのように使えばよいのでしょうか。
正しい足袋の履き方を知れば、足袋への違和感も半減されます。
和装品を数多く取り扱ってきた老舗問屋・上田嘉一朗商店が、どのメーカーにも共通した足袋の履き方を、初心者の方に向けて動画・文章・画像でわかりやすくご紹介します。

足袋とは?基礎知識と履くときのポイント

足袋を履く前に、最低限の知識とポイントをお伝えします。

足袋のつくり

・足袋は、つま先が二股に分かれていて、親指が入る側を「内甲(うちこう)」親指以外の4本の指が入る側を「外甲(そとこう)」といいます。

・足首は「こはぜ」と呼ばれる薄い金具を「掛け糸」に掛けて足に固定します

足袋の各部位の名称

足袋を履くときのポイント

長時間、快適に過ごすためのポイントを紹介します。

自分の足にあったサイズを履こう

自分の足に合ったサイズをお勧めします。サイズがあわないと、境目の部分が足に当たって履き心地に影響します。

着付けの一番最初に足袋を履こう

着物を着つけた後は帯がある為上半身を曲げにくく、袖が邪魔になったり着崩れの原因にもなるため、着付けの最初に履きます。

足袋の履き方を動画でご紹介

足袋の履き方

STEP1:足袋を折り返して準備する

こはぜを外した状態で足袋を半分程折り返します。
このカタチにすることで、足袋先までしっかりと指が入りやすくなります。

足袋の履き方STEP1:足袋を折り返して準備する

STEP2:つま先を入れる

足袋の両側を持ち、つま先をいれます。
指先に余りが出ないように動かしながらしっかりと入れてください。
鎌(足の親指と人差し指の間)の部分に手の指を入れると奥まで入りやすいです。

足袋の履き方step2:つま先を入れる

STEP3:かかとを合わせて足首まで覆う

少しずつ足袋の筒を引き上げて足首まで覆います。
この時にかかと部分を合わせます。
足首まで覆ったら甲のシワを伸ばして綺麗に整えます。

足袋の履き方step3:かかとを合わせて足首まで覆う

STEP4:こはぜを留めて足首を固定する

こはぜを掛け糸へ下から順番に通していきます。
掛け糸は縦に2本付いていますが、基本的には外側を使います。
留めにくい場合や、キツイ場合は内側に通します。

足袋の履き方step4:こはぜを留めて足首を固定する

STEP5:足にフィットするよう整える

両足のこはぜを全て留め、最後に余った部分やシワや引きつりがないか確認すれば完成です。

足袋の履き方step5:足にフィットするよう整える

まとめ

いかがでしたか?
最後に足袋の履き方についておさらいしておきましょう。

足袋の履き方:まとめ
その1.自分の足に合ったサイズを準備する
その2.着付けの一番最初に足袋を履く
その3.足袋を折り返して、つま先を入れ、かかとを合わせて足首まで覆ったら、こはぜで足首を固定する

コツをつかんで、楽しい着物ライフをお過ごしください。

上田嘉一朗商店は2020年創業100周年を迎えます

上田嘉一朗商店は、東京日本橋横山町で和装・洋装・ベビーを取り扱う老舗の製造卸です。
1920年(大正9年)、和装の卸から始まった当社は、これまで多くの和装商品を取り扱い、自社で和装に関する下着や小物の開発・製造も行ってまいりました。

80年前の上田嘉一朗商店(1940年)

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